2019年11月3日（日）開催報告

あなたが主役です！キャリアインタビューを受けて人生物語を整理しましょう

インタビュー形式を用いて、自分のキャリアを語るイベントを開催しました。インタビューを行うだけでなく、オブザーバーの役割を加え、語っている方への考察・フィードバック時間も設けました。インタビューイはインタビュー形式を用いて人生物語を語ってもらい、一方オブザーバーには聴き手のポイントを先に伝え、フィードバックタイムにてインタビューイにメッセージカードを渡してもらいました。

今回は４名の方の人生物語をシェアして頂き、1人約20分の間で語ってもらいました。インタビューイへの質問時間は別途設けていましたが、途中でオブザーバーに入っている方からも自然と質問が投げかけられる場面もみられました。20分経って一人の物語がいよいよ、というところでインタビューは終了しましたが、その後の質問タイムでは盛んにインタビューについて話し合う様子が伺えました。第三者が「自分」について話している場が新鮮で、自分では気づいていなかった事についても他者からのフィードバックを元に改めて考えるきっかけとなったようです。メッセージカードには気付いた事や応援メッセージを書いて頂き、お互いに温かい時間を過ごす事ができました。

参加者のコメントにおいて、「自分の当たり前は当たり前でない」という言葉が印象的でした。それも、人生物語を第三者にシェアすることで気付きに繋がったようです。それぞれのインタビュー内容を聞いていて、物語は様々で絶対に一つでないという事にも気づく事がありました。

インタビューというと、何か成功物語を持っている・キラキラしているイメージを持ってしまいますが、誰もが自分のストーリーを持っていて、それを語りたいと思っている方は沢山いるのではないかと思います。身近なストーリーを自分ごととして聞き、お互いにシェアする事で、「キャリア」という言葉がより身近に感じられるのではないでしょうか。

ご参加頂いた皆様の貴重なお話を聞く事ができました。第二弾の声もあったので、より多くの人生物語を語る場作りを続けていきたいです。ありがとうございました！

まちのキャリアラボ協力メンバー　山添夏奈