\リアル・オンライン同時開催/地域交流コーディネーターと考える



2021年3月26日、「\リアル・オンライン同時開催/地域コーディネーター原島隆行さんと考える~現役世代がキャリアを地域で活かす方法~を開催しました。

まちのキャリアラボの2020年度をしめくくる今回のイベントは、横浜市六角橋地域ケアプラザで地域交流コーディネーターとして活躍している原島隆行さんをお招きして、現役世代が地域で活動しようとするときの課題や方法をいっしょに考えました。

地域の自治会や商店会などにグイグイと入り込んでいく原島さんからの事例紹介には、その行動力に参加者全員が圧倒されました。地域で行われる会議やお祭り・研修会・サロン活動に年間200回以上参加したり、多くの人に利用してもらう施設とするために「いつも何かやっている!ケアプラザ作戦」と称して年間183回(50種類)の自主事業を実施するそうです。そして、そんな原島さんでも、ご自宅がある藤沢で個人的に地域活動に加わろうとすると、なかなか思うようにコトが運ばないというロアルなお話しも披露したいただき、現役世代がキャリアを地域で活かす方法ってやっぱり難しい…と、あらためて今回のイベントテーマが取り組み甲斐ものだと確認しました。後半のディスカッションでは、

  • 地域側の受け入れ体制が整っていない
  • そもそも窓口がよくわからない
  • 自分からアクションできる人、言われれば協力する人、そもそもやらない人に分かれる中、どこまでアプローチできるか
  • 内容に関心がなくても自分の得意なコトで関われる入口があるといい
  • 活動全体に関わるのはたいへんだからスポットでも参加できる工夫が必要
  • やっぱり繋ぐ人が重要
  • 信頼をおける〇〇さんの紹介だから…が実はとても強力な武器
  • コーディネーターがいるからできるんじゃなくてコーディネーションをできる人をいかに創るか、探すかが大事

などなど、今後のまちのキャリアラボの活動の方向性を考えるうえでヒントになるやり取りで大いに盛り上がりました。そして最後に、「湘南地域でいっしょに何かはじめましょう」と原島さんからのご提案もいただき、2021年度の活動に弾みがつくイベントとなりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございます!


まちのキャリアラボ リーダー 中村よう