(2020.8.28開催)【まちのキャリアラボ】\オンライン開催/学生と話そう①
「つながり」から考えるシゴトと人生~人生100歳時代を豊かにする地域発ニューノーマル~
神奈川大学の山岡義卓先生(経営学部)ゼミ生とのコラボレーション・イベントを開催しました。学生たちには今回のイベントを
- phase3:これまでの学生生活
=(試しにやってみる) - phase1:イベントでの話題提供のための準備
=(自分の根っこ掘り・学生生活の棚卸し) - phase2:イベント当日の対話
=(将来展望の描きなおしのヒント)
という順番で、まちのキャリアラボ・サイクルをまわしてもらう機会と設定して取り組んでもらいました。
当日は、学生たちからこれまでの学びや進路選択の経験、将来展望などについて話題提供してもらい、それをもとに、地域やコミュニティでの「人とのつながり」という視点から、これからのシゴトの選び方や働き方について参加者同士でディスカッションを行いました。学生から、「私の地元の町田は茅ヶ崎や湘南ほど地元のことを好きでいろいろ活動している人が少ないような気がする」というコメントがあり、それに対して現役世代の参加者から「町田で面白いことやっている人知っているから紹介するよ」と、さっそくその場で「つながり」が生まれるという展開もあり、大いに盛り上がりました。
話題提供の中に学生それぞれから現役世代への問いかけを盛り込んでもらい、
「どんな地域とのつながりを持っているか?」
「地域の魅力って何?」
「家庭や職場以外にコミュニティがあるか?」
「あと1年しか生きられないとしたら何をするか?」
についても、時間が足りなくなるくらい話がふくらむイベントとなりました。
【印象に残ったコメント】
- 他の地域で暮らしてみると地元のことを知りたくなる(現役世代)
- ずっと地元から出ていなかったから他の地域に踏み込んでみたくて岩手でインターンシップした(学生)
- 地元って日常だから魅力を感じられない(学生)
- 自分のつながりだと思っていたのはほとんどが親のつながりだった。親が亡くなってから自分で自分のつながりをつくった実感がある(現役世代)
- 一歩踏み出すのに地域は安全でハードルが低かった(学生)
- 多様なつながりを持ちたくてもお互い忙しいからつなげてくれる人は必要(現役世代)
などなど。
地域の相対化とつながりのこととか、自分でつくるつながりとか、つなげ役のこととか、深めたい切り口満載でした。今後もまちのキャリアラボと学生のコラボは定番イベントにしていきたいと思っています。
まちのキャリアラボ リーダー 中村よう