【CareerBAR】『人生100年時代のキャリアシフト②~仕事経験を活かしながら地域で働くポートフォリオワーカーという生き方を四條邦夫さんと考えよう』

2019年11月21日(木)開催

【CareerBAR】『人生100年時代のキャリアシフト②~仕事経験を活かしながら地域で働くポートフォリオワーカーという生き方を四條邦夫さんと考えよう』

定年退職後にゼロからホームページ制作について学び、自ら起業、さらに今年(2019)には地域で仲間を募ってNPO法人を立ち上げた四條邦夫さんのキャリアをもとに、人生100年時代の新しい働きかたのスタイルの一つとして注目されている「ポートフォリオ・ワーカー」について考えるイベントを開催しました。


四條さんには、事前に無形(見えない)資産といわれる「生産性資産」「活力資産」「変身資産」についての棚卸しをしてきていただき、ご披露していただきました。
現役時代からの知識やスキルの獲得、影響を受けた人や仲間との交流、心身の健康維持などに関心が集まり、質問に応えていただきながら、現在のようにビジネス領域と市民活動領域、アクティブなプライベートを並行してイキイキと過ごしている源泉にせまりました。
事前の準備や参加者の皆さんとのやり取りの中で、四條さんご自身にも「低調だった時期に自分を救ったのは、そのころ流行っていたり新しく出てきたツール(Windowsやシステム手帳など)だった。今思うと「世の中の新しい動きに合わせて自分を進化させていたのかもしれない」「続いている遊び・趣味はどれも一人じゃできないものばかりだ」などの気づきが生まれたこともお話しくださいました。
 
参加者の皆さんには四條さんと同じように無形(見えない)資産の棚卸しとライフシフト度をチェックしてみる簡単なワークにも取り組んでいただきました。
 

 
「暮らし方を変えようと思って会社を辞めたけれど、結局、働き方は似たようなことになっている」「自分ではもっとライフシフト度が高いと思っていたけれど、ワークをやってみて思っているほどではないことに気づいた」「人的なネットワークは広いつもりでいたが、自分が音頭を取って人を集めるようなことはしてこなかった。いつも参加者だった」などの感想をいただきました。
 

 
このような気づきとこの場での新しい出会いが、参加者の皆さんのキャリアシフト、ポートフォリオワカー的な働きかたへのネクストアクションにつながることを予感できる時間になったと感じています。
 
私が特に印象に残ったのは「起業しての仕事は孤独だった。仲間と取り組む楽しさ、充実感が欲しくてNPOを立ち上げた。学びの意欲もいっそう高まってくる感じがする」という、四條さんのことばでした。
 
ご参加くださった皆さま、四條さん、素敵な夜をありがとうございました。

CarerrBARマスター:中村よう